2009年度 お米作り農業体験
09.10.17 農業体験
去る10月17日(土)、お米作り農業体験は、いよいよ「稲刈り」となりました。7組、大人10名、子供9名の参加で、黄金色に稔った森さんの田んぼの前に集合しました。5月に皆で植えた稲が、立派に成長し、こうべを垂れていました。
森さんから稲刈りの鎌の使い方と、刈った稲の縛り方を教わり、鎌を片手に田んぼの中に一斉に入りました。水を抜いた田んぼは、ぬかることなく、中腰になって「ザク、ザクッ」と稲を刈る音があちこちから聞こえてきました。参加の子供たちもその内、一人で刈れるようになり、「硬いけど、ザクザク楽しい!」と嬉しそうです。大人の皆さんは「田植えのときよりも中腰になるのできついですね。」と言いながら結構、夢中になって鎌を振っていました。
森さんは一本の稲穂を手に取って、興味深い話をしました。この1本の稲穂に120粒位のお米が付いています。稲穂というのは、出穂して一番先端から花が咲き、末端の穂に花が咲くまで10日位の差があります。
何か障害が起きた時は一度で駄目になり、子孫が残せなくなってしまうからです。稲が子孫を残こそうとする知恵と言えます。
何か障害が起きた時は一度で駄目になり、子孫が残せなくなってしまうからです。稲が子孫を残こそうとする知恵と言えます。
お昼には、森さんの奥さんから黒米が入ったおふかしとブルームキュウリの差し入れがあり、青空の下、田んぼの脇でごちそうになりました。これがまた格別に美味しかったです!
職員 廣中 聡明