ふくしまGAP
味と安全性を極めた地元の各種野菜をお届けします!
~ ふくしまGAP ~
GAPとは、Good Agricultural Practice 「消費者に信頼される適切な農業のやり方」という意味で、栽培から出荷までのあらゆる場面で「農産物の安全」「環境の安全」「農業者の安全」「農業経営の安全」の4つの安全を確保する農場管理の手法です。
トマト生産者でもある岡部洋一さんを代表とするふくしまGAPでは、みんなで研修会などを重ねながら、商品にならなかった生産物を乳酸発酵させ、追肥として土壌に還元させる栽培方法に取り組んでいます。その結果、土が健全となり、病害虫も抑制でき、農薬も極力削減できると共に、各生産物の糖度や栄養価なども向上しています。
また、ふくしまGAPでは放射能汚染対策を契機に生産者共同の「堆肥プラント」を設立、キノコ類の「廃棄菌床」をベースにした良質の堆肥を開発し、それをみんなで活用しています(『キノコキング』と命名)。
キノコの「廃棄菌床」は土中の微生物の良質な餌として、自然農法・有機農業ではその「土作り」に良く活用されているものです。その中でふくしまGAP代表の岡部さんがキノコ類の菌糸に含まれる“キノコキトサン”成分に着目、“キノコキトサン”には免疫力・自然治癒力の増強や雑菌の増殖を許さないなどの働きがあり、「菌床(=木材チップ)」に含まれている米ぬか、ゼオライトなどの有機成分を発酵・堆肥化させたものです。
一般に堆肥によく使用される牛糞や鶏糞などは、どういう餌を与えているか、抗生物質の使用はどうか、完熟させない限り臭いやハエの発生も気になるなど、「動物性の糞尿使用はリスクがある」と、より味と安全性を極めた農産物の供給に努めています。
また、ふくしまGAPでは「ネオニコチノイド系農薬不使用」を先駆けて推進してきました。
どこにも負けないより安全で美味しい野菜作りへの努力を重ねる各生産者は、ご利用いただいた皆さんの率直なご意見を待っています。